*SOLD OUT* IO / The Willow Snag - 800yen
(2002 Hard Travelin HR06CD)
(2002 Hard Travelin HR06CD)
93-94年にカリフォルニア州オークランドで活動していたバンドindian summerのライブ音源「live blue-universe」が2006年10月に再発。
indian summerは、カリフォルニア州サクラメントで93年まで活動していたsinkerというバンドのメンバーにより結成されました(sinkerはAmber Innとindian summerに枝分かれした)。
メンバーの一人Marc BianchiはMohinder, Calmというバンドにも在籍していたが、96年からHer Space Holidayというソロ・プロジェクトを開始。また現在はxoxo,pandaという別プロジェクトでも活動し、いずれの形態でも来日経験あり(しかもなぜかYEBISU THE HOPビールのCMにも出演!)。
今回の再発にあたり、Pitzer Collegeでのライブ演奏がボーナストラックとして5曲も追加収録されています。その中の曲でlive blue-universeやディスコグラフィーに収録されていない未発表曲もありました。(youtubeにアップされてる映像の曲です。今はないけど少し前にmyspaceでも聴けました)
Pitzer Collegeでのライブ音源は音質はあまり良くないけど、勢いがあってハードコア度が高く非常に興奮します。
その後に続くのがlive blue-universeの音源です。これはもうどうなってるんだ!?と思わずにはいられない程の素晴らしさ。音も良さもあってか、SLINT、 Hoover、Mogwaiのようにひんやりと硬質でいて徐々に沸点に達する激情サウンドとエナジー全開のフリージャズが融合し爆発しています。
この音源は当初は流通は通さずにmyspaceとebayのみの販売でしたが、現在では流通しているので日本でも普通に買えます。2000枚プレスということでそろそろ少なくなってきているかもしれません。
シルクスクリーンプリントの特製ケース入りで、中のジャケットは手書き、そしてナンバリング入りです。
ちなみに、スタジオ音源のdiscographyもfuture recordingsから再発されています。
(2006 future recordings)
(2002 harlan fch023)
ex-william martyr 17
mp3 : Kick The King
(2005 IFB Records 009)
fromフロリダのバンドの3rdアルバム。ややメタリックなギターに激な音。ややfrailを思わせる。
前作は木製CDトレイに厚紙のケース、シルクスクリーンという凝った作りだったが、今回もハンドメイドな作りでグッド!
(2001 self release)
(多分)フロリダの4人組。静かにメランコリックなアルペジオから始まりファスト&絶叫な展開と言ってしまえば狙い過ぎなカオティックなのかもしれないけど、所々に独自のものも感じるし、いい感じのコーラスが入ったりするのが好印象。
ジャケット、パッケージも手作りで、何とCDトレーが木で出来ているという謎の凝り具合もまた良し。500枚プレスでナンバリング入り。
ジャケットの版画はドイツの版画家ケーテ・コルヴィッツの作品。彼女の作品はなぜかハードコアバンドの音源のアートワークによく使われています。
ハードコアというのは純度の高い表現なのではないかと個人的には思っていて、その表現される感情が「嫌い」という感情であっても、その純度が高ければそれは単にネガティブな感情とは言えないのでは、と思う。
(2006 oto RECORDS / oto-010 / web)