CD-Rのリスト一覧(A to Z)

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*SOLD OUT* Zdzis law / demo - 200yen

京都、大阪で主に活動しているzdzis law(ズジスワフ)の初音源。一見して読みづらいこのバンド名は、波瀾万丈の生涯を送ったポーランドの画家Zdzislaw Beksinskiから取ったのだろうと思われる。

不穏な始まりから静かに叙情的なフレーズが鳴らされ、感情的な絶叫から徐々に熱を帯びて行く壮大な曲で幕を開ける。
次もそういう曲が続くのかと思いきや、その後は怒濤の展開、ショートチューン連発であっという間に聴き終わってしまう。でも短い曲にも不思議と印象に残る叙情性がある。
Ampere、In First Person、La Quiete、The Third Memoryなどのエモヴァイオレンスの今を、ここ日本で鳴らす数少ないバンドだと思う。

ほぼ手作業で作ったと思われる2つ折りの紙ジャケットの仕様も非常にカッコいい。全5曲。

(2009 / self / web)

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*SOLD OUT* dOPPO / Zman Hoover - 500yen

(2006 treat you good)
京都の3人組dOPPOの新しい音源はWe Are !の板垣氏をエンジニアに迎えて録音した3曲入りCD-R。以前に出た1曲入りシングル「六月」のような聴かせる曲揃い。シンプルながらも熱のこもった3ピースサウンドと存在感のあるメロディと歌。
苦しみや哀しみ、怒りや叫びをそのまま出すのではなくて、それを照れ隠しとジョークのアイデアを通して出すことで瑞々しく深みのある音楽を生み出している。
若いバンドなのにあまりにも淡々としていたり落ち着き払っているような印象も受ける。でも実はとてもギラギラしているのだ。

これはKレーベルとless than TVの邂逅か。そして現代に生きる私達のソウルアンセム、またはレクイエムか。彼等はそんな鎮魂歌をチンコンカンと言ってしまうような、そんなバンドになっていくのだろうか。

ジャケットはCDが飛び出す仕様のケースにシールが貼ってあったり帯が付いていたりとなかなか凝っています。その帯にはidea of a jokeのモリカワ氏のコメントが載っています。

  1. toritae
  2. her microphone
  3. Zman

official

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*SOLD OUT* dOPPO / dOPPOとヒキヤボデス卿 - 300yen

(2005 TREAT YOU GOOD NO.2)
京都の3ピースdOPPOの初音源はラミネート加工の特殊ジャケット、という凝った作りの音源。(注:初回版のジャケットは売り切れました)
とても独特な感覚でもって歌い、鳴らされるそのサウンドには独自のセンスが光る。
「How to Cook」は甲高いヴォーカルの掛け合いとテンションの高い演奏とともに最高潮に盛り上がる。
また、less than TVの鹿コアオムニバスのサウンドを意識してミックスしたという音作りも功を奏している。
次に何が出てくるのか!?とわくわくさせる曲達には実際、レスザンのバンドの雰囲気をビシビシ感じます。
しかし何故、ミワアキヒロ?

  1. How to Cook
  2. LUMPEM
  3. inst
  4. BREAK(Music by ONE LAST WISH)
  5. ヒキヤボデス
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*SOLD OUT* elica / rice riot e.p - 300yen

life is not comingback、quenquaonee、a day、ファッションセンス等のメンバーを含む4人組の初音源。4曲入りCD-R。
やりたい事やアイデアが1曲の中にコンパクトにギュッとまとまっていて、聴きどころは多く飽きさせない。
Drive Like Jehu、kerosene454、shellac等の影響は確かに感じられるけど、elicaの方がよりポップでユーモアを感じられるのはやはり日本人がやっているからなのか、それともメンバーの人となりなのか。

(2008 self / CDR / web)

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*SOLD OUT* elica / rolling folk e.p - 300yen

主に東京で活動している4人組ロックバンドの2枚目の音源。
押し引きの妙がある曲展開と、メロディと演奏を含め「歌心」が感じられるのがとても良いです。

この音源のレコーディング後にドラムが脱退してしまったが、現在は元Document not found、元Detrytusで、THE SUNSETBOULEVARDにも在籍の佐々木君を迎えて活動中。

(2009 self / CDR / web)

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*SOLD OUT* midnight parade / red light discor ep. - 300yen

新潟で活動している5人組の2nd demo CD-R。
ツインギターの絶妙な絡みと綺麗な旋律、動きのあるリズム隊、スピーディで大胆な曲展開を無理なく聴かせる演奏力とセンスが素晴らしく、デモらしからぬ完成度。
単にエモ/ポストロックとは括れない、非常に個性的で意志のあるバンドサウンドになっているのだが、それはこういう鋭利かつ流麗なサウンドには珍しい、熱く力強く歌い上げるヴォーカルの存在もあるように思った。

新潟と聞いて個人的に思い浮かべるのは小千谷周辺のメロディックや、ハードコア/クラスト勢なので、こういうタイプのバンドがいることが結構意外に感じました。だけど、これだけの完成度があるならどんな共演でも観る人には何かしらの印象は残すのでは、と思う。実際に、様々なバンドのツアーサポートや地元バンド達とジャンルレスに共演しているようです。

前作は封筒ジャケットで、国内外のインディー/エモバンドのスタートとしては王道な感じ。今作はCD-Rのプラケースにカラー印刷のジャケットが入っている作りで、プリンタ印刷ではないのが良いです。
次のリリースも既に決まっているようなので、今後にも期待したいです。

(2009 self / web)

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*SOLD OUT* nothing,nothing,nothing! / demo - 100yen

Dignity For All、Face Of Change、Next Style、Anmaで90年代から札幌で活動している藤山氏(現在BORED TO DEATHのメンバーでもある)のバンドnothing,nothing,nothing!の1曲入りデモCD-R。
以前はChaotix、Bend、Protess、Cuthbartsのメンバーが在籍していて、重く激烈なハードコアサウンドだった。(Straight Up Recordsからリリースされているオムニバスシリーズの「HARD CORE BALL 7」で聴けます)

その後、札幌で現在活動している若手メロディックバンドOver head kick Girl、新潟でDEVID暴威Zというバンドで活動していたメンバーに代わってスリーピースになり、この最新のデモ音源では90年代のアメリカのバンド(Current、Sinker、Indian Summer、Amber Inn)のような押し引きのある激渋なエモーショナルハードコアに。

封筒ジャケットにシルクスクリーンプリント、歌詞カードと布パッチ入りというアートワークにもこだわりが感じられます。

(2010 self)

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*SOLD OUT* qodibop / sketch EP vol.1 - 1000yen

札幌で活動するqodibop(キュー・オー・ディー・アイ・ビー・オー・ピー)の4年振りの音源は、自主レーベル「yuritona」からのリリースによる4曲入りのCD-R。

インスト・音響系とパンク・ハードコアとクラブ・DJイベントを自由に行き来する彼らの音楽はますます独自の進化を遂げている。
サウンドもアナログ・人力~打ち込み・デジタルを行き来しつつも、その音には芯がある。

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1998年に結成された本山文朗(guitar、synth)、飯岡徹(bass、sampler)、斉藤誠人(drum)によるインストバンド。ギター、ベース、ドラムの生楽器の演奏を軸に、サンプラーやシンセなどを取り込むスタイルでライブを行っている。生楽器に打ち込みを入れることによっておこる相乗効果と、音数を極力減らし、個々の音が際立つサウンドを目指している。札幌を拠点に活動し、自主企画「view tone」を主催。これまでにGROUP、サンガツ、PAN AMERICAN、STIMなどを迎え、定期的に開催。
2004年、「SONAR SOUND TOKYO」に出演し、翌年1stCD「another tone form」(third-ear)を発売。2006年2月、全国ツアー後活動を一時休止し、2007年よりアルバム制作及び活動再開。HPをリニューアルし、SOUNDのコンテンツに曲作りの過程を1分間程度の音の記録として更新中。自主レーベル「yuritona」を立ち上げ、2009年2月4曲入り CD-R「sketch ep vol.1」を発売。
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1. see see
2. 5
3. daen
4. yellow cornar

( yuritona 001 )

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bokugya.jpg

*SOLD OUT* いくら僕がぎゃーと叫んでも空は高い / s.t - 400yen

(2006 self)

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*SOLD OUT* いらない餅 / こいつら100%レジェンド - 300yen

(2007 treat you good)

dOPPO橋本君のソロ作品。
彼の真っ直ぐだけど揺れている歌とメロディーが良いです。
アートワークの切り絵も良い。
タイトルは天才ギャグ漫画家「岡田あ~みん」の作品「こいつら100%伝説」へのオマージュ!?


1. 餅 ON AIR
2. 本当のことII
3. 勝手に出やがれ
4. 木々はくぐりて鬼退治
5. 耳にある三つの骨のうち二つ
6. dOPPOの新曲案
7. 大陸的な曲を少々
8. 俺に明日は無い
9. 京見峠と夜の餅
10. dISHONESTY RICE CAKE ~砂になる~


treat you good

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